「卒業後のために、あなたが、今から、日々、できること、すべきこと」――英語英米文学科では1年時から卒業後をにらんだキャリア教育に力を入れています。その一環として、毎年1年生全員を集めて「キャリアガイダンス」を行っています。今年(2015年)は6月17日に、第一部は「卒業後どうする?」、第二部は「ビジネスマナー講座」と題して、本学キャリア支援課のスタッフ、西村さんと佐々木さんよりお話をうかがいました。正社員とフリーターとの生涯賃金差に驚き、1年時から将来に向けて準備できることの多さに気付き、挨拶の意味と重要性を知り、相手の心に届く(触れる?)お辞儀の仕方を練習するなど、たいへん有意義な時間となりました。 雨が降ったり止んだりと、あいにくの天気のなか、本日21日に本年度2回目のオープンキャンパスが開かれました。お足元の悪いなか、参加してくれて方々、本日はどうもありがとうございました。 キャンパスから、JR、京急の方向を写した写真です。 本日も在学生から、鶴見大学、英語英米文学科について説明してもらいました。5月と同じく、長期留学については宮本さんが、教職も含めた授業については庄司君が説明を行いました。 本日の模擬授業はミラー先生の担当で、Have you ever ... ?の表現を、参加者全員で練習しました。 また、学科紹介のとなりでは、英語英米文学科の体験コーナーがあり、短期海外研修、長期留学の写真などを見ることができます。
私は加川順治といいます。フランス語と西ヨーロッパ文学・文化の授業担当です。5月29日、横浜緑園総合高等学校で、模擬授業をしてきました。
<『星の王子さま』という日本語タイトルは良いのか悪いのか?>という疑問から始めて、答えは「悪いタイトルだ」、なぜなら「ちいさな君主」を意味する原題にある愛と主体性のメッセージ(誰もが自分の現実・環境にたいしてささやかながら君主であるべきだ)と正反対のイメージを与えてしまうから・・・と話を展開して、結論はどうなったかというと、正解のない、複雑で絶えず変動する現実の中で、あくまで心ある人間として、何ができるか、何をすべきかを迷いつつ柔軟に粘り強く考えることの大事さを伝えるのが、この作品を含めて、あらゆる古典的文学作品であり、それを丁寧に読んで理解を深めるのが文学部なんです、というのが結論でした。 40分2回の授業で、33名の生徒が参加してくれましたが、メモもとりながら、ときおり肯いたりもして、しっかり聞いてくれました。感謝です。 この高校がある緑園都市というまちは、その名の通り、緑が深く豊かな土地でした。その恵まれた環境が、この高校の生徒たちに、少し小難しいことにも耳を傾けるだけの心のゆとりを与えているのかな、とも思いました。 *上の加川先生の報告の通り、鶴見大学文学部では様々な出張授業を提供しております。詳しくはこちらのページをご覧ください。(新しいページが開きます。) |
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February 2019
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