「難民の友に、難民と共に~難民を歓迎できる社会に」
NPO法人アルペなんみんセンター 地域連携コーディネーター 漆原 比呂志氏
この講座を受けて知らない世界を知ることが出来ました。難民の方々の中には、自分が難民になると思っていなかったという方もいます。ですので、普段目にしなくても、そういった国があることを知っておき、考えることが大切だと認識しました。難民についても、普段あまり彼らのことを考える人は少ないことでしょう。また、日本に難民を支援する場所があることを知らない人も多いと思います。アルペなんみんセンターでは、難民同士で助け合い生活している人がいることを知りました。そこでは、異なる国から来た人同士が楽しそうにコミュニケーションを取り合ったり、退所する時には別れを惜しんで涙を流し合うと伺い、大変驚きました。異なる言語を使う人同士がことばの壁を越えてコミュニケーションを取ることができるのだ、という発見から、言語を学ぶことも大切ですが、それ以前に言語以外の手段によるコミュニケーション、さらに、言語を超えた心の交流が大切だということを改めて感じました。