March 9, 2018, 13:00-16:00, Tsurumi University Library
今回僕は、初めてこのワークショップに参加しました。僕は深谷先生がどんな本を持ってきてもいいとおっしゃっていたので、漫画本を持っていきました。ですが、実際に漫画本を持ってきていたのは僕を含め三人だけでしたので、最初は恥ずかしくて小説とかちゃんとした本でなければダメなのではないかと思ってましたが、いろんな人と話したり、本のつながりを見つけていくうちに、漫画本だろうと、小説だろうと、雑誌だろうとどんな本にも接点があることが分かりました。
驚いたこともありました。前半の時間に、『告白』という湊かなえさんの作品を紹介している方と意見交換をしましたが、お話を聞いていく中で、自分が思っていた『告白』とは全然違うことが分かりました。ワークショップ後、『告白』が気になって、実際に今、読み進めていますが、とてもミステリアスなお話で、やはり想像とは全然違うストーリーでした。
僕は、このワークショップでいろんな人と意見交換をしていくうちに、自分が持って行った『GTO』を違った角度から見ることができ、また新たな『GTO』の面白さに気づくことができました。さらに、たくさんの本と出会うことができたので、とても楽しかったです。次回は九月頃に開催予定だそうなので、必ず参加したいと思います!(英文1年、佐竹凌)
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Sewing Booksワークショップ感想
今回のワークショップに参加することにしたとき、最初は何の本を紹介しようか悩みました。今まで野球の本しか読んでこなかったので、紹介できるしっかりとした内容の小説などを知らなかったからです。先生に何の本でも良いと言われ、一番好きだった『砂の栄冠』というマンガを持っていくことにしました。最初は、みんなが小説や人生のことを書いた本を持ってきていたため、私が持ってきたマンガはとても恥ずかしいように感じてしまいました。しかし、ワークショップが始まり、3人ペアでどのようにこの本と出会ったのか、この本の印象的な場面などについて話していくうちに、私が持ってきた本に対して、周りの人たちが「この本はおもしろそうだから読んでみたい!」「高校野球ってこんなに大人の裏があるんだ」など興味を持ってもらえることがとても嬉しくなりました。また、他の人が選んだ本についても、いろいろな深い話がでてきて、「まさかこの本でこんな話までする?」というぐらい、一冊の本でたくさんの意見交換をできたことに驚きました。本の紹介の後、各本の共通点を探すのも楽しく、野球マンガと『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の間に、こんなに共通点が作れるのかってくらいの共通点があり、まったく関係ないように見える本同士でも、違う観点で見ることで共通する部分があることを知りました。他の参加者が見つけた共通点の理由を聞くのも、いろんな観点の理由がありとても面白かったです。次回もぜひ参加したいと思います。次の本を選ぶのがとても楽しみだし、今回他の人が紹介してくれた中に興味がある本があるので、それを早く読みたいと思いました。(英文1年、佐野和希)